OAフロア施工会社に直接依頼するのはアリ?|職人目線で語るメリット・注意点・失敗しない進め方

OAフロア

「OAフロアって、施工会社に直接頼めるの?」
「元請けや内装会社を通さない方が、安くなるんじゃない?」
「でも、トラブルにならないか正直不安…」

OAフロア工事の相談を受けていると、“施工会社へ直接依頼”を検討されている方は年々増えています。
結論から言うと、OAフロアは施工会社に直接依頼することは可能です。しかも、条件が合えばコスト面でも大きなメリットがあります。

ただし、職人として正直に言うと「直接依頼=誰にでもおすすめ」ではありません。

この記事では【OAフロア 施工会社 直接依頼】をテーマに、

・直接依頼で何が変わるのか
・本当に安くなる理由
・気をつけないと失敗するポイント
・向いている人・向いていない人
・職人として実際に見てきた成功例・失敗例

を、専門用語を極力使わず、現場感たっぷりで解説します。

OAフロア施工会社に直接依頼とは?まず全体像を整理

「直接依頼」とはどういう状態か

OAフロア工事の一般的な流れは、施主 → オフィス内装会社 → 下請け(OAフロア施工会社)というケースが多いです。
直接依頼とは、この中間に入る元請けや内装会社を通さず、施主 → OAフロア施工会社という形で発注することを指します。

つまり、実際に床を施工する職人の会社に、直接仕事を頼むという形です。

なぜ直接依頼を考える人が増えているのか

理由はとてもシンプルです。

・見積もりが思ったより高かった
・「中間マージンって何?」と疑問を持った
・小規模工事なのに大掛かりな話になった

こうした経験から、「だったら施工会社に直接頼めばいいのでは?」と考える方が増えています。

OAフロア施工会社へ直接依頼するメリット

最大のメリットは中間マージンがないこと

直接依頼の一番大きなメリットは、コスト削減です。

元請け会社や内装会社が入ると、

・管理費
・調整費
・利益分

が上乗せされます。
これは悪いことではありませんが、工事内容がシンプルな場合は割高に感じやすいのも事実です。

施工会社に直接依頼すれば、「材料費+施工費+最低限の管理費」という実工事に近い金額になりやすくなります。

職人と直接話せる安心感

直接依頼では、現場を知っている人と直接話せます。

・この高さ、本当に必要?
・将来配線増えそう?
・この床、沈みやすいよ

こうした現場目線のアドバイスは、職人からでないと出てきません。

図面や営業トークでは見えない「リアル」を聞けるのは、大きな価値です。

スピード感のあるやり取りができる

間に業者が入らない分、

・質問への返答
・仕様変更
・日程調整

がスムーズです。
特に小規模オフィスや、部分施工ではこの差が効いてきます。

直接依頼のデメリット|ここを知らずに頼むと失敗します

工程管理・品質管理は施主側の責任になる

ここが一番の注意点です。

元請けがいる場合は、
・工程調整
・他業種との取り合い
・全体スケジュール管理

をまとめてくれます。

直接依頼の場合、それを誰がやるのか?
答えは「施主側」です。

・電気工事との順番
・什器搬入との兼ね合い
・工事後のチェック

これを考えずに直接依頼すると、「思ったより大変だった…」となりがちです。

業者選定を自分で行う必要がある

直接依頼では、信頼できる施工会社を見極める目が必要です。

・OAフロアが本業か
・実績は十分か
・説明が分かりやすいか

これを見ずに価格だけで選ぶと、施工後にガタつき・音鳴りなどのトラブルが起きやすくなります。

直接依頼に向いているケース・向いていないケース

直接依頼が向いている人・現場

・OAフロア工事のみ、または床中心の工事
・小〜中規模のオフィス
・工事内容が明確
・施主側である程度調整できる

この場合、直接依頼は非常に相性が良いです。

元請け経由の方が向いているケース

・大規模なオフィス移転
・内装、電気、什器が同時進行
・工程管理を任せたい
・社内に対応できる人がいない

こうした場合は、無理に直接依頼せず、ワンストップ対応の方が結果的に楽で安全です。

信頼できるOAフロア施工会社の探し方

実績と専門性を必ず確認する

最低限、次は確認してください。

・OAフロア工事の実績
・年間施工件数
・置敷式・支柱式の両方に対応できるか

「何でもやります」より、「OAフロアが得意です」と言える会社の方が信頼できます。

見積もりは必ず複数社で比較する

直接依頼でも、相見積もりは必須です。

OAフロア工事の単価目安は
1㎡あたり約3,000円〜8,000円程度

金額だけでなく、

・説明の分かりやすさ
・質問への答え方
・デメリットも話すか

を必ず比較してください。

業者探しに使える情報源

施工会社を探す際は、Metoreeのような専門業者をまとめたサイトを活用するのも一つの方法です。

また、オフィス内装系の見積もりサイトを使い、施工会社と直接つながれるケースもあります。

職人として実際に見た「直接依頼」のリアル

うまくいったケース

・施工範囲が明確
・現地調査を丁寧に実施
・施主と職人の意思疎通がスムーズ

この条件が揃うと、「余計な費用をかけず、満足度の高いOAフロア」になります。

失敗したケース

・価格だけで業者を選んだ
・工程調整を考えていなかった
・床下配線を甘く見ていた

結果、「床が鳴る」「後からやり直し」という相談が後を絶ちません。

OAフロアは“誰に頼むか”で9割決まる

OAフロア施工会社への直接依頼は、正しく使えば「コストも品質も納得できる選択肢」です。

ただし、

・管理できるか
・信頼できる業者か
・工事範囲は適切か

この判断を間違えると、後悔につながります。

まずは、「直接依頼が自分のケースに合うか」を整理するところから始めてください。

分からない場合は、直接依頼の可否も含めて相談できる施工会社に話を聞くのが、実は一番の近道です。

床は毎日使う場所。
だからこそ、納得できる形で進めていきましょう。

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