「OAフロアって、どの業者に頼んでも同じじゃないの?」
「見積もりは安いけど、仕上がりや耐久性が不安…」
「あとから床がガタついたり、配線トラブルが出たら困る」
これは、OAフロア工事を検討している方が必ず感じる不安です。
実際、OAフロアは“床材を敷くだけ”の工事ではありません。
施工業者の選び方ひとつで、使い心地も寿命も大きく変わる工事です。
私はOAフロアの現場に何度も立ち会ってきましたが、「業者選びさえ間違えなければ防げたトラブル」を、本当にたくさん見てきました。
この記事では【OAフロア 施工業者 選び方】をテーマに、
・良い業者とそうでない業者の違い
・見積もりで見るべき本当のポイント
・施工精度がなぜ重要なのか
・職人目線で感じる「信頼できる業者の共通点」
を、誰にでも分かる言葉で丁寧に解説します。
OAフロア工事は「業者選び」で8割決まる
まず大前提としてお伝えしたいのは、OAフロア工事の成否は、施工業者選びでほぼ決まるということです。
なぜならOAフロアは、
・床の高さ
・配線の通し方
・床の水平精度
・将来のレイアウト変更
といった「見えない部分」が非常に重要だからです。
材料が同じでも、施工する人の知識と経験で、仕上がりは別物になります。
業者選びで必ず確認すべき3つの基本
まずは、最低限ここは外せないという基本ポイントから見ていきましょう。
実績と専門性はあるか
OAフロア業者を選ぶうえで最初に見るべきは、「実績」です。
・オフィス内装の施工経験があるか
・OAフロア単体だけでなく、レイアウトや配線も理解しているか
単に「床工事ができます」という業者と、オフィス全体を見て提案できる業者では、完成後の満足度がまったく違います。
Webサイトに施工事例があるか、自分のオフィスに近い条件(広さ・用途)の事例があるかを確認しましょう。
提案力があるか(言われた通りだけではNG)
良い施工業者は、必ず質問してきます。
・配線は今後増えますか?
・重い機器は置きますか?
・将来レイアウトは変わりそうですか?
これは決して面倒な質問ではありません。
あとから困らないための確認です。
現場経験上、「言われた通りにだけ施工する業者」は、トラブルが起きやすい傾向があります。
見積もりが“分かりやすい”か
見積もりは、金額よりも中身が重要です。
・材料費
・施工費
・諸経費
・仕上げ材
・下地調整の有無
これらがきちんと分かれているかを確認しましょう。
「一式〇〇円」だけの見積もりは、後から追加費用が出やすく、注意が必要です。
施工精度がなぜそこまで重要なのか
OAフロアで最も多いクレームが、床のガタつき・きしみ・段差です。
これは材料の問題ではなく、ほとんどが施工精度の問題です。
ガタつきが起きる原因
・下地の不陸(デコボコ)を無視して施工
・高さ調整が甘い
・支持脚の固定不足
現場では、「最初は気にならなかったけど、半年後に鳴り出した」というケースも珍しくありません。
施工精度を軽視する業者は、後々必ず問題を残します。
OAフロアのタイプ選定を任せられるか
OAフロアにはいくつか種類がありますが、重要なのは「どれが一番安いか」ではありません。
よくあるOAフロアのタイプ比較
| タイプ | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 置敷型 | 工期が短く低コスト | 小規模・短期利用 |
| 高機能型 | 耐荷重・配線量に強い | 本格オフィス |
| 薄型タイプ | 天井が低い場合に有効 | 天井制限あり |
良い業者は、物件の状況・使い方を見たうえで最適なタイプを提案してくれます。
「とりあえず置敷でいいですよ」しか言わない業者には注意が必要です。
相見積もりは“比較”のために取る
相見積もりは、価格を叩くためのものではありません。
・提案内容
・施工方法
・保証やアフター対応
これらを比較するために取るものです。
実際の現場では、一番安い業者=一番良い業者になることはほとんどありません。
アフターフォローまで考えているか
OAフロアは、施工後も使い続ける設備です。
・床鳴りが出た
・パネルを交換したい
・配線を増やしたい
こうしたときに、きちんと対応してくれる業者かは非常に重要です。
担当者の対応が丁寧か、「工事後のこと」も説明してくれるかを見てください。
業者に依頼する前に整理しておくべきこと
業者選びを成功させるために、事前に次の点を整理しておくとスムーズです。
・床の高さ制限
・配線の量
・重量物の有無
・将来のレイアウト変更予定
・天井高とのバランス
これをしっかり伝えられると、提案の質が一気に上がります。
職人目線で伝えたい「信頼できる業者の共通点」
私が現場で「この業者は安心だ」と感じるのは、
・現地調査を丁寧にする
・メリットだけでなくデメリットも話す
・無理に高い仕様を勧めない
こうした姿勢がある業者です。
OAフロアは、人が毎日立ち、歩き、働く床です。
だからこそ、目に見えない部分まで真剣に考える業者を選んでください。
OAフロア施工業者選びが快適さを左右する
OAフロア工事は、「どの材料を選ぶか」よりも「誰に施工してもらうか」が重要です。
・実績
・提案力
・施工精度
・見積もりの透明性
・アフターフォロー
これらを総合的に見て、信頼できるパートナーを選びましょう。
もし、「この業者で本当に大丈夫か不安」そう感じたら、遠慮なく相談してください。
現場を知る立場から、後悔しないOAフロア工事を全力でサポートします。